流されてゆけ、どこまでも。

日常、趣味、創作。私が思ったこと、感じたこと。

空模様。

何やら不穏な気配を感じる。今日は終日そんな空模様だった。

二月のとある日に感じた、懐かしさを纏った春の香りはすっかりどこかへ飛んでいってしまったようだ。

連日雪が降り、今日は風も強い。一転して冬に戻ったかのようだ。凍てついた風は我が物顔で思いのままに駆け回っている。

窓の外、風によって右に左にと振り回される雪の一部は市街地の方にまで飛んで行くこともあるらしい。

ずいぶんな長旅だ。

道中この地域の様々な一面を見ていくのだろうと思うと少し羨ましいような気持ちになる。

いや大した着地点もなく、窓の外を眺めていた際にそんなことを思ったので書き留めただけだ。

このような感情移入も毎度の事とは思い難い、雪が降る度にこのように思うわけでもあるまい。

三月も下旬となれば春が恋しいと思わなくもないが、今はじっと待つこととしよう。

程なくして三月も終わる。

早いものだな。